茶飲み話[6]

 1998年「私たちは微力だが無力ではない」と核兵器の廃絶を訴え長崎の高校生平和大使が誕生した▼この年インドとパキスタンが核実験を強行したことに危機感を募らせた平和団体が、未来を担う「高校生平和大使」を設立し国連へ派遣することにした▼爾来、高校生平和大使は毎年国連を訪問し、1万人の署名を提出のうえ核兵器廃絶と世界平和を訴えている。帰国後は各地で報告集会も開催している▼私が高校生平和大使と出合ったのは、7・8年前の郵政退協(現JP労組退職者の会)の長崎平和集会である▼女子高校生達の報告を聞き、郵政退協のかつての闘士も私も大いに感動し皆でカンパを行ったが、その後私は毎年ささやかなカンパを送っている。こうした支援活動は全国に広まり北海道退連は全組織的に取りくんでいる▼先般、長崎県退連の集会でこの話をしたところ女性会員から拍手を頂いた。この拍手はそのまま郵政退協と北海道退連の皆さんに届けたい。(阿部)[2014/06/30]