茶飲み話[140]「旅」のつれづれ

北方領土へのロシアがビザなし交流を停止するとしたこの際、稀有な経験を思い出してみた。 2000年に国後・択捉島での交流を終え帰る日に台風に遭遇した。利用する中型船が退避寄港できる深さの港は北方四島では歯舞諸島にしかない。 […]

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茶飲み話[139]実家をたたんでみた

 昨年、2年ほど空き家になっていた実家の売買契約が成立しました。一時はどうなることかと思っていましたので、ほっとしているところです。 場所はつくば市。かなりの田舎で、つくばエクスプレスからも常磐線からも等しく遠い、なかな […]

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茶飲み話[138]サツマイモ、ウイルス、ヒトゲノム

 定年を過ぎて一年後あたりの頃、歩いて10分ぐらいにある畑を借りた。家の前の道路をはさんで、向こうは川崎市麻生区、畑は、近くで雉が闊歩する草深いところにある。畑の持ち主は、柿生駅近くにあった飲み屋のご亭主の兄上で、丁度空 […]

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茶飲み話[137]ウクライナと温泉

「茶飲み話」への寄稿を依頼されたが、適当な話題が思い浮かばないので、ウクライナ問題と温泉の話について書くこととする。 ウクライナにロシア軍が国際秩序を踏みにじり一方的に軍事侵攻を開始して1カ月余りが過ぎた。この間、プーチ […]

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茶飲み話[136]平和は当たり前ではない

 世界中が新型コロナウイルス感染症の対応に苦慮しているこの時、2022年2月24日、ロシア軍がウクライナに軍事侵攻を開始したニュースを耳にしました。連日報道されるウクライナの悲惨な状況に胸を痛め一日も早くこの戦争が終わる […]

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茶飲み話[135]季節の訪れとともに昨今の政治状況を憂慮する

 この季節になると我が家の庭先に可愛い友達が訪ねてくれる。大きいものはカラスから、ムクドリ、雀、メジロ、そうだオナガドリも餌を求めて可愛い顔(苦笑)を見せてくれる。 ウッドデッキからその姿を見ているのが私の唯一の楽しみで […]

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茶飲み話[134]茶飲み話にはちょっと重たくなりますが・・

 新しい年が始まりました。  昨年は新型コロナウィルス禍の中で、東京では「緊急事態宣言」該当期間が1年の約60%弱にも及ぶ窮屈な日々だった。沈静化したと思われたのも束の間、オミクロン株が落とす影の中で年が暮れて明けた。し […]

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茶飲み話[133]世襲政治家がずらりと4人 ―自民党総裁選に思う―

 投票日まで残すところ3日となりました。市民連合と立憲野党の共闘がどれだけ成功するかとそればかり心配しています。私は9年間もの間、安倍・菅政権の強権政治の横行を許してきた要因の一つに、弱小野党の存在があったと考えてきまし […]

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茶飲み話[132]雑草と・・・

 庭が少しある。  今年はモクレンから咲き始めた。3月にはクリスマスローズが咲き春がやってきた。チューリップは赤、ピンク、紫、黄色、白や混じったものがたくさん咲いた。そして6月からユリの花、オリエンタルリリーという少し大 […]

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茶飲み話[131]丸儲けの人生と次世代への責任

 父は戦時中の体験について多くを語らなかった。とりわけ、学徒徴兵に応召した後の軍隊経験についてはほとんど聞いた記憶がない。父が特別攻撃隊に配属され特攻訓練を受けていた話は親類から聞いていたのだが、一度だけ晩年の父が往時の […]

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