茶飲み話[124]コロナ禍
新型コロナウィルスが中国・武漢から一気に感染拡大し、今や世界全体で6000万人を超える感染者を出しています。日本も大変ですが、米国・欧州が特にひどい状況です。
2月には感染がじわじわと増え始め日本でも危険な状況になってきました。広退連もコロナ対策を真剣に考え、とにかく感染者を出さないことを第一義とし、感染の可能性のある会議・行事などは全て中止としました。
感染拡大の傾向を見ると、早期に終息することは考えられず延期しても意味がないので中止を選択しました。昨年の12月に開いた総会以降ほとんどの人に会っていません。寂しい限りです。事務局会議は4名で打合せを3回しましたが、それでもホッとしたものです。
感染を終息させるために様々な対策が行われていますが、いずれも有効打となっていません。政府と自治体そして専門家との間でも不協和音が聞こえてきます。コロナ禍を完全に終息させるためには、有効なワクチンと治療薬の開発が不可欠です。これも報道によりますと簡単ではないようです。
そもそも感染者を拡大しない事と経済活動の活性化は矛盾するものです。この状況を続ける限り感染者を減らすこともできないし、経済の活性化も限界があります。
恐る恐る小出しにしていたのでは現状打開は無理です。日本の危機を回避するには大胆な道を選択するしかありません。
私は東京・大阪・北海道・神奈川・沖縄・愛知・埼玉・千葉・兵庫を一定期間ロックダウンする。その間の飲食業・交通・ホテル・関連中小企業などを救済する経費は国債で賄う。30兆を目安とする。今までも国家予算を国債で補填してきたのですから、やる気があれば実施は可能です。
何とか持ちこたえながらワクチンと治療薬の開発に全世界が協力して取り組み事業を成功させれば明るい未来が望めます。
中国ブロック幹事 乃美 友治郎(広退連 会長)