私の変な拘り?

(今回のお達者さん)
滋賀退職者連合
副会長 須賀賢而さん

石山寺までウォーキングに行くたびに巡礼参拝者を見ると“西国 33 ヶ所めぐり”も一度やってみたいなと感じておりました。

サラリーマン生活卒業後のライフプランの一つに「西国 33 ヶ所巡礼」・「四国88 ヶ所遍路」を取り入れる様にし、退職を機会に永年の勤務が出来たこと、永年の家族の協力、支えに感謝することから実践・実行と決めました。

当然、配偶者:妻も同行ですよ   (笑)

まず、巡礼の準備品として関係図書の購入、巡礼寺での必需品(納経帳・笈ずる等)を購入し準備完了。巡礼エリアは、和歌山・大阪・奈良・京都・兵庫・滋賀・岐阜の山間地のお寺となることからマイカー利用を中心に、又、健康維持のためにも極力歩くことをポイントに計画しました。

和歌山:那智山1番札所からの和歌山エリアは、巡礼箇所で一番遠い場所でもあり札所の1番に参拝しようと言う、私の拘りからJR電車・バス利用で、妻との久しぶりの旅行気分での巡礼泊でした。

大阪・奈良・京都・兵庫・滋賀エリアは、マイカーでの日帰りで 一日4から5ヶ所程の巡礼計画でしたので、当日の朝天気を確認し、午前7時頃に出発、午後6時頃帰着の手弁当持参での無理をしない巡礼でした。

特に、京都市内の6ヶ所の巡礼は、駐車場探しに苦労するため京都駅前でレンタサイクルを借りて自転車による巡礼とし、マイカーでは入れない路地、狭隘な坂道、橋を通りぬけての爽快な気分での京都市内巡礼でした。

各エリアのお寺周辺には、駐車場が有り比較的歩く距離が少なかったのですが、大阪:槇尾山4番札は、屈指の難所と言われるだけに駐車場から山腹までの道のりは十二分にありました。お寺に着き参拝すると、なんとすがすがしい気持ちになり疲れを忘れてお参りすることが出来ました。

また、滋賀:長命寺31番札は、山上のお寺周辺に駐車場が有りますが湖岸から続く山あいの800段余りの長い石段を登り・降りの巡礼は、日頃のウォーキング成果の発揮する場となりました。

岐阜:華厳寺33番札は、満願成就の寺と言うことで番外の寺を含めて全てを参拝後の最後に巡礼としました。発心(スタート)から満願成就の間のトビトビ13日間の巡礼旅でしたが、行き先々のグルメ、お寺の情報、ルートの道順等を調べながらの巡礼を終え”満願成就”すると、なんとなく癒された気持ちになりました。 その後は、「四国88ヶ所遍路」の旅に京都から四国まで高速バスで、各お寺へはレンタカーの遍路の旅で、最後は高野山へのお参りです。