マジックの魅力にとりつかれて

マジックを披露する田中薫さん[/caption]

「種もしかけもありません。」と言って始まるあの楽しい遊び芸です。
そのグループが発足したのは、昭和38年8月と実績を積んでいます。かつては、「手品」と呼ばれましたが、最近では「マジック」と呼ばれている一種の出しものです。結婚披露宴、敬老会、幼稚園、誕生会など各種イベントのアトラクションとして人気です。
マジックの魅力は、他人には出来ないことをやって見せ、観客をあっと驚かせるところにあります。これを隠し芸として人前で一度でもやったらもう、「とりこになってやめられませんよ」。これが私の芸となって、この道50年となりました。
会員には、女性・男性、学校の先生もいれば小・中・高校生もいる同好会です。講師はマジシャン・パピヨン大西さん。30年の仲間です。マジックは、多くの人に笑いとしあわせをもたらします。特に、こどもさんに好奇心を植え付け、探究心を育て、教育効果も大きいと思います。
教室での練習は、ステッキ、ハンカチ、ロープ、リング、カードトランプ、シルクハットなどおなじみの小道具です。
種も仕掛けもあるこの遊び芸で上手に「だませるようになったら一流」と思い、90歳まで精進をつづけてきました。今も小学生に楽しく教えています。

子どもたちもおはしゃぎ。小学校でのマジック教室

子どもたちもおはしゃぎ。小学校でのマジック教室

UAゼンセンシニア友の会
田中 薫(東レ名古屋出身)
「UAゼンセン新聞シニア版」より