お遍路で「四国病」に罹り、現在9巡目!今後の目標は毎年1巡のお遍路を!!

JR総連OB連絡会・JR東労組長野地本OB会所属
上原 隆

私の楽しみは、四国のお遍路です。65才からお遍路を始めて現在9巡目の「中先達」です。

若い頃の趣味は冬にはスキー、夏秋は登山、特に縦走登山が好きで北アルプス、後立山連峰、立山連峰、地元八ヶ岳連峰へと、友人達と楽しんできました。また旅情小説が好きで、小説を読めばその土地にいつかは行きたいと思い、機会を見つけ日本各地に出かけました。

65歳の定年退職後は登山経験で足には自信があった為、「歩き遍路」をしたいと考えていました。歩き遍路は約1200kmを徒歩で、日数は40~50日くらい掛ります。しかし、人生とは自分の思うとおりにはいかないもので60代前半、登山中に心筋梗塞、60代後半には足の痛みで立つことも歩くことも困難になり、病院で検査を受けても原因がわからずじまいでしたが、昨年72才頃から痛みが和らぎ連続で7Kmくらい歩けるようになりました。また、65歳の時に一緒にお遍路に行くはずだった友人が、前年にスキーで足首を複雑骨折し「歩き遍路」はできなくなった為、車での四国遍路を計画しました。

「四国八十八ヶ所霊場会公認先達」の資格を持つ会社の登山仲間の先輩が先達となり、お遍路のお作法や行程を考えてくれ最初のお遍路が始まりました。平成30年5月に徳島県(4日間)、8月高知県、愛媛県(5日間)、11月に愛媛県、香川県、高野山(6日間)と3回に分け(区切り打ちと言います)巡拝することができました。出発前までの1ヶ月位は巡拝のお作法や、お経の唱え方をCD等で習いました。8月の高知県、愛媛県の遍路では本堂、大師堂でお経を唱えているときは暑さで背中を汗が流れていたこと、11月の高野山を参拝後、帰りの車中で「四国遍路をまたやりたいね」と話したことを今でも思い出します。私はあまり信心深くありませんが、本堂や大師堂でお経を唱えているとたまに無心になるときがあります。

私はこのお遍路で「四国病」に罹ったようです。四国病とはお遍路さんの言葉で四国八十八ヶ所を何回も巡りたくなることです。帰りの車中の話がきっかけで翌年の令和元年には第二巡目、第三巡目と一年で四国を2周してしまいました。それから令和4年を除き年1回は四国へ区切り打ちや通し打ちでお遍路をしています。9年目の令和8年は9巡目に入り60番札所横峰寺まで巡拝しています。私は足の痛みから車で楽をして遍路しているので歩き遍路さんの姿を見ると尊敬します(特に高知県は札所から次の札所まで2泊する場合がある)。

今後の目標は80才まで身体が元気でいる限り毎年1巡はお遍路を続けたいと思っています。また、四国八十八ヶ所霊場巡りの合間に百観音霊場(西国33札所、板東33札所、秩父34札所)の一つ「秩父34観音霊場」も巡拝し今までに10巡しています。秩父34札所は首都圏からも近く1周約100kmで手軽に参拝出来ます。興味がありましたらお遍路をしてみたらいかがでしょうか!

ネットやユーチューブでも情報が得られます。