鉄道に乗って「鉄印」を集めています
徳島県退職者連合
事務局長 坂尾 直也
4年位前に毎月行っている書店の鉄道コーナーで「鉄印帳の旅」という雑誌が目に留まりました。中学生からの「自称・鉄ちゃん」の好奇心がくすぐられて早速購入しました。

「鉄印帳」とは旅行読売出版社と第三セクター鉄道等協議会による共同連携事業で協議会に加盟する北は北海道から南は九州鹿児島までの全国40の鉄道会社が連携して、鉄道と地域の振興を目的としてはじめた御朱印帳の鉄道版で、「鉄印帳」を持って各社こだわりの「鉄印」を押してもらうものです。御朱印帳ブームの昨今、これもありかなと思いました。
インターネットで「鉄印帳の旅」(行先:智頭急行、若桜鉄道、北条鉄道)ツアーを見つけて初めて応募しました。後日送られてきたツアー案内には、集合場所は添乗員が乗車している2021年11月23日の明石駅8時12分発の「JR特急はくと1号」の4号車になっていました。集合場所が参加者の最寄りの特急停車駅というのは初めてでした。
また、2024年4月28日に岡山県の井原鉄道に乗車した時、この鉄道で「40鉄道完全乗車達成」という千葉県から来た子供連れの若い女性が前の座席に座るという幸運に巡り合いました。彼女の話によると、いつも夫が車で彼女が乗っている列車を追走して、彼女が「鉄印」をゲットすると、次に乗る鉄道の駅に彼女と子供を乗せていくそうです。
現在までに集めた「鉄印」は樽見鉄道、信楽高原鐡道、智頭急行、若桜鉄道、北条鉄道
井原鉄道、土佐くろしお鉄道、のと鉄道(能登地震で不通になったため他の鉄道が支援のため、のと鉄道の「鉄印」を販売した)の8鉄道です。次は、まさに「灯台下暗し」で未だ乗っていない地元徳島県の阿佐海岸鉄道の「鉄印」をゲットしに行く予定です。
阿佐海岸鉄道は、2021年2月から世界初と言われている線路と道路の両方を走行できるDMV(デュアル・モード・ビークル)車両に旅客を乗せた本格的な営業運転を始めています。ぜひ乗りに来てください。
ちなみに「鉄印帳」(定価2,500円)は全国40の加盟鉄道会社で購入でき、「鉄印」各社の指定窓口で、乗車券と「鉄印帳」を提示して記載料(300円~)でゲットできます。

興味のある方は、「オフィシャルブック鉄印帳の旅」(2021年3月2日発行:旅行読売出版社)、や「ローカル線に乗って~鉄印帳の旅~」(2024年9月30日発行:旅行読売出版社)をご覧ください。
※「鉄印」と「鉄印帳」は旅行読売出版社の登録商標です。
※全国40の加盟鉄道会社名は、雑誌記載記事からの無断転載が禁止されているので、パソコンかスマホで「鉄印帳」と入力し検索すればわかりますので調べてください。