社会貢献活動でつながりを

福重 元博
UAゼンセンIKI・IKIライフクラブ副会長

知っていますか。ソーシャルフレイル(社会的つながりの欠如)。最近色々なところで目にするワードです。

人は年齢を重ねるごとに知人友人との関係が疎遠になることが多くなります。そんな時フレイル(虚弱)状態になり、やがては要介護、孤独・孤立状態に陥ることになると言われています。私たちはフレイルに陥らないために、つながり(人間関係)を築き、お互いに交流をすることで、新たな発見や成長を促すことになる。結果、社会との関りを深めることになり、これからの人生が大きく変わっていくのではないでしょうか。例えばボランティアなど社会的活動、趣味等に積極的に参加することです。

私の例ですが、地域のボランティアに参加し活動をしています。

8年前に市、健康財団の推進に関わって健康マイスターボランティアの会を会員20人程度で立ち上げ、現在は96名の会員数になりました。活動は高齢者の認知予防に向けたコグニサイズ(国立長寿医療センター開発)の展開です。活動の場所は市の医療センター・福祉センター・高齢者集会場、また屋外でのウオーキング等要請に応じて活動しています。この活動は地域の多くの人に認知されてきており、健康増進に少しずつですが成果が出てきているものと思っています。私も地域の多くの方との交流を図ることでき、また新たに知人を得ることが出来ました。今やりがいを持ってセカンドライフを送れるのは、一緒にボランティア活動を培ってきた多くの仲間、家族の協力と市の関係者が本当にすばらしい環境を作っていただいたおかげと思っています。

興味のあること、少しでも気になること等に積極的に参加し、楽しいセカンドライフを築いていけたら良いですね。「集う」「楽しむ」「参画する」を実践してみましょう。

福祉センターでの活動