「備前焼き」、「男の料理教室」で生きがいづくり

(今回のお達者さん)
連合岡山退職者連合
周藤孝雄さん(74歳)
(JR西労組退職者協議会)

備前焼づくりは指先を使い、仲間も増えていい

周藤孝雄さん

JRを退職、関連企業も卒業して63歳から地区の老人会に参加しました。和気町の壮年部副部長、和気町環境衛生副会長などを引き受けて元気に活動してきました。
そうした中で私がとくに気になったのは、健康教室に参加するたびに「認知症」や「健康寿命」のことが話題となっていたことです。その度に「これからも健康的に活動でき、日々の暮らしに活用するために何か取り組みたい」と思いました。

備前焼づくりを楽しむ周藤さん

たまたま近所に備前焼のグループがあることを聞き、「備前焼づくりは指先を使い、仲間も増えていい」と思い、活動に参加しました。腕前はなかなか上達しませんでしたが、出来た作品をJR時代の同僚や後輩、近所の人、知人に配れるのを楽しみに頑張ってきました。
とくに作品として「干支の置物」に挑戦。巳年から始めて6年目の犬年まできましたので、最低でも十二支は作成して、皆さんに配りたいと思っています。
現在、焼き物グループのメンバーは10人です。忘年会や親睦旅行、飲み会などを楽しみ、お互いに家に引きこもらないよう頑張っています。

男性16人が参加する「男の料理教室」

また、自立して生活できるようにするため男性16人が参加する「男の料理教室」にも参加しています。この教室は今年で5年目となります。私はこの料理教室の会長も引き受けています。主な活動としては年1回ですが、3人の会員と協力して地区のふれあい会(会員25名)に昼食を提供しています。
今までに作った料理の種類は「牡蠣飯、茶碗蒸し、バラ寿司、タコ飯」です。

「男の料理教室」で腕を振るう周藤さん

生きがいづくりは、健康寿命づくり

今年3月にはおこわ飯の弁当をつくり、ベトナムの研修生3人に配りました。みなさんには大変喜ばれ、私たちメンバーの達成感も高まりました。生きがいづくりは、健康寿命づくりにもなります。これからも「健康で地域の人達とともに元気で助け合っていけたらいい」と思い活動を続けます。