60歳で知った合唱のすばらしさ

(今回のお達者さん)
岡山退職者連合 横大路 哲さん(71歳)
(UAゼンセン友の会・旭化成水島OB会)

 

横大路 哲さん

きっかけはロシア民謡との出会い
もともと多趣味ですが、その中でも多くの時間をかけているのが合唱と演歌バンドの活動です。
合唱は私も元気が出ますが、それよりも、聞いていてくださる皆さんに元気が出て、心が癒されるようです。
合唱については、倉敷市内にある「玉島混声合唱団」に参加し、テノールを担当しています。
合唱団に入るきっかけは、ロシア民謡の「アムール河の波」を歌う集まりがあり、感動し、他のロシア民謡にもしびれて、合唱団入りとなりました。合唱団員の多くの方が、学生時代から合唱を経験している中で、私は定年退職する60歳まで全く合唱の世界を知らない「ド素人」でした。楽譜が全然理解できないところからスタ-ト。最近やっと楽譜が何とか理解できる段階まで進んでいます。
合唱団に入団して半年後には倉敷市文化連盟主催のミュージカル(どちらかというとオペレッタ)をやる事になり、歌って演技する事の難しさをとことん味わいました。人生最初で最後の機会と思い、途中でやめることなく本番(昼夜2回公演)をやり遂げました。
 
仲間2人と演歌バンドを結成。訪問ボランティア活動にも参加
現在、私は2人のギタリストと演歌バンドを組んでいます。私の担当はポーカルです。主な活動としては、倉敷音楽祭に過去3回出演したり、岡山退職者連合が岡山市内で実施している特別養護老人ホームなどへの訪問ボランティア活動にも年数回参加しています。
古希も過ぎて声量の低下もありますが、入所者の皆さんに元気を出していただき、そして、元気を頂くためにボチボチ頑張っていきます。

施設への訪問ボランティア活動で2人の仲間と共に演歌を披露する横大路さん(中央)