【山形県】スキーボランティア。わがスキー人生 多くの人に滑る楽しさを

安全に楽しく
最上川の堤防で滑り始めたのが私のスキー人生のスタートです。電電公社入社と同時に公社山形スキー部に入部、リフトなどない里山が私のホームゲレンデ。二六歳でスキー連盟の指導員資格を取得。納得のいく滑りを求め、この年まできました。
楽しさ多くの人に
毎年、シーズンに入ると市内の小中学生がスキー教室にやってきます。孫のような子供たちが寒さも気にせず、「上手に曲がれるように」「直滑降を」と、いろいろ目標を抱いて滑ります。午前中は元気な子供たちも午後になると「はしゃぎ過ぎ」でぐったり。スキー教室が終ると担当した子供たちからお礼の手紙が届きます。いろいろな感想が書き込まれ、一つひとつ読むたびに励みになります。多くの人にスキーの楽しさを体感し、味わってほしいと思います。

さっそうと滑る石塚さん

さっそうと滑る石塚さん

スキーボランティア活動
スキー人口が減少していますが、山形蔵王には多くのお客さまが来ます。ケガのないよう、迷子・遭難が起きないよう、山形市から「蔵王スキー場安全指導員」の委嘱を受け、予定のない日、天気の良い日は蔵王に登り、ゲレンデを回っています。
スキーの構造も滑り方も進化しています。マナー違反者には厳し過ぎず、甘やかさずバランス良く安全指導に努めています。ケガ人が出た場合は、応急措置し、サポートしながらドクターに搬送する直前まで手伝います。ケガ人の救助を体験するたびに楽しく無理のないスキーをしてほしい、と思います。
国体審判員として
今年、第六九回国民体育大会「蔵王樹氷国体」が地元山形蔵王で開かれました。私も大会の手伝いを頼まれ、SL、GSLの旗門審判員を担当しました。久々に参加選手の多い大会でした。県レベルの大会とは異なった感動と、雪なし県の選手の頑張りに、さらなる刺激を受け、まだまだスキーをやめるわけにはいかないと思いながら今シーズンを閉めました。山形蔵王で滑りましょう。

NTT山形スキークラブの仲間と

NTT山形スキークラブの仲間と

<報告者>
NTT労組退職者の会山形県支部協議会
石塚 良治
「NTT労組退職者の会ひろがりネット」より