ランニング🏃で豊かな人生を!

(今回のお達者さん)
NTT労組 退職者の会
和歌山県支部協議会 大﨑 慶樹 さん

高齢社会が加速する中、マラソン人気の高まりや健康への意識向上などにより、休日に公園などでジョギングを楽しむ人を多く見かけます。

毎年地元和歌山市で開催される「和歌山ジャズマラソン」の舞台は日本遺産「絶景の宝庫 和歌の浦」で、ジャズの生演奏の調べと潮風を感じながら、風光明媚な景色の中を駆け抜ける日本初のミュージックマラソンです。

和歌山ジャズマラソンのスタ-ト地点は「和歌山城ホール前」、種目はハーフ(21.0975㎞)・10㎞・5㎞・3㎞・2㎞ジョギングの5部門があり、コ-ス沿道にはジャズのライブステージが設けられ、生演奏の軽快なリズムがランナーを後押し、ご当地アイドル「Fun×Fum」も応援に駆けつけて会場は大いに盛り上がります。

私がランニングを始めたきっかけは、子育てが一段落したころ自身の健康について考え始めたとき、耳に飛び込んできたのが地元和歌山市でマラソン大会開催の知らせでした。

一念発起、大会に向け気合を入れて走り始めたところ脂肪が波打つ体にいきなりのランニングはきつく、先ずはウオーキング、ジョギング、さらにランニングへと少しずつ走力を延ばし大会に臨みましたが、あまりにも平凡な記録にガッカリ!それでも沿道で応援してくださる温かい応援や、大会スタッフ・ボランティアのサポートに勇気づけられ無事完走することが出来ました。

スタッフから、「完走おめでとうございます!・お疲れさま!!」と声をかけていただいた時の「感謝」・「感激」・「感動」は今も鮮明に覚えています。

第1回大会(2001年)の5㎞からスタートした私は、第10回大会からハーフ種目へ。その後、第22回(2024年)大会まで連続出場してオール完走。私の今の目標は節目の第30回大会ハーフ完走。その時私は78歳、頑張れるかな・・・?

毎年大会が近づくと孫は、「おじいちゃんまた走るの」と私に話しかけにきます。大きくなったら一緒に走ろうか。「はーい。おじいちゃんと一緒に走ろう」と孫のかわいい声、そんな無邪気な孫の笑顔にいつも「ほっこり」させられます。

走ることが大好きな「おじいちゃん」、ランニングはすっかり私の人生の一部になっています。

私も71歳、これからもランニングを通じて豊かな人生を送るため、健康を第一にマイペースで楽しく走り続けていきたいと思います。

今走れる喜びに感謝、健康に感謝、そして笑顔に万歳!