鍛えた体力で地域住民守る

情報労連NTT労組退職者の会
青森県支部協議会 木村勝善さん

 私が現役時代から今日まで続けている2つのライフワーク、「空手道」と「消防団活動」について紹介します。

 「空手道」

 毎週月曜日に車で一時間半くらいかけて移動し、十和田市で子供たち20人に空手指導をしています。また、青森の道場でも、月に2~3回子供たちに空手指導をしています。

 空手を始めたのは中学時代から。始めるには遅い気がしましたが、通信教育を受講していました。20代で短期間道場に通いましたが、フルコンタクト空手(相手に直接打撃を与えることができる組手のスタイル)ということもあり、長くは続きませんでした。

 空手をやめてから25年近くたち、体重増加と体力の衰えを感じるようになりました。このままでは健康維持は難しいと思い、通勤途中の空手道場を見学し、その日のうちに入門しました。その道場もフルコンタクトでしたが、受講者の年齢に合わせた指導で、自分でもついていけました。

 それ以来、週5回くらいのペースで10年ほど稽古を続けました。

 早期退職後は、飲食店を営みながらも、週1~2回のペースで稽古を続けました。

 飲食店を閉めて、現在は、空手師範が経営する喫茶店・道場・学習塾で働いています。子供たちには、「礼節を重んじ、勝ち負けにこだわらず、人間力を高める」稽古指導をしています。

 45歳からあらためて始めた空手道ですが、いつしか19年もの歳月が流れてしまいました。

「消防団活動」

 もう1つは消防団活動です。今から12年前に消防団へ入団しました。

 入団の動機は、30年くらい前に実家が火事で全焼したことです。泥棒は一部の財産を盗みますが、火事はすべてを焼き尽くします。財産はすべて消え、お金で買えない物まで奪います。

 「悲惨な火事を1件でも少なくできたら」という思いで、日頃から活動しています。退団まであと3年間、空手で鍛えた体力を生かして、「地域住民の生命と財産を守る」という重要な使命を全うしたいです。