【山口県】草刈り機でベテランの実力発揮~秋吉台山焼き延焼草刈りボランティア~
600年の伝統を持つ山焼き
2013年11月30日、山口県高退連合と連合山口は、現退協力して「日本の宝である秋吉台を守っていこう」を合言葉に、秋吉台山焼き延焼草刈りボランティアを実施しました。連合山口の組合員571人が参加したこの日は、山口県高退連合から農水退、林退会、郵政退教の仲間11人が参加。現役の連合組合員に混じり、草刈り機でベテランの実力をみごとに発揮しました。
日本最大のカルスト台地に春を呼ぶ「秋吉台山焼き」は、秋吉台の草原が森林化するのを防ぐため。600年以上前から行われており、今も昔の伝統が受け継がれています。日本一規模の大きい草原の山焼きには、毎年多くの観光客が訪れています。
この事前準備として行われるのが「延焼防止の火道づくり」と呼ばれる草刈りです。火道づくりは、幅10メートル・総延長17キロに亘って地域住民によって毎年11月に行われています。
日本最大のカルスト台地に春を呼ぶ「秋吉台山焼き」は、秋吉台の草原が森林化するのを防ぐため。600年以上前から行われており、今も昔の伝統が受け継がれています。日本一規模の大きい草原の山焼きには、毎年多くの観光客が訪れています。
この事前準備として行われるのが「延焼防止の火道づくり」と呼ばれる草刈りです。火道づくりは、幅10メートル・総延長17キロに亘って地域住民によって毎年11月に行われています。
町長の訴えに応えてスタート
連合山口の秋吉台山焼き延焼草刈りボランティアがスタートしたのは、2004年のこと。地域の少子高齢化で作業の人手を確保することが難しくなり、秋芳町(現・美祢市)の上利礼昭町長(当時)から応援を頼まれたのがきっかけでした。
大変な状況に危機感を持った上利町長の訴えに「国定公園秋吉台は山口県の宝であり、多くの観光客が訪れていること、また、幾百年も続く伝統ある山焼きを継承するためにも、この山焼き作業にボランティアとして参加する」ことを決めたのが始まりです。
山口県高退連合もこの方針に賛同。毎年、10数人が参加し、連合山口の組合員600人~700人と一緒になって担当範囲の3キロで草刈りの作業を行っています。10年目となった昨年は、美祢市から感謝状をいただきました。
<報告者>
山口県高退連合
事務局長 三浦 悟