【長崎県】楽しく写真撮影 レンズの先を見つめて
退職を機に写真を
2003年、43年過ごしたNTTの職場を後にしたとき、第二の人生を楽しく生きようと、一眼レフカメラの勉強のためカルチャーセンターの写真教室に通うことにしました。
受講生は大半がリタイア組のようでした。みんなで行く屋外講義の撮影会には浮き浮きした気持ちだったのが思い出されます。
当時はまだフィルム時代で、撮ったフィルムをカメラ店に持ち込みネガを拡大鏡で見て、プリントすることで、初めて、撮った写真の確認ができました。その間は期待と不安でいっぱいでした。
写真教室に2年間通ったことが幸いし、公募の写真展等に出品・入賞するようになりました。卒業後、その時のメンバーとクラブをつくり、撮影会や撮影旅行で歩き回り健康維持にも努めています。また、撮影会後は例会を開き、写真教室当時の講師に見てもらい撮影技術の向上も図ってきました。
地域で写真教室を
最近では、デジタルカメラの普及で手軽に撮影でき、撮った写真をすぐ確認できるようになりました。
経費もフィルムと比べて格段に安くなりました。レンズをのぞき撮りたい被写体にピントを合わせてシャッターを押す、カメラの各種機能を使いきって自分が思っている写真に近づけます。
現在、良い作品づくりのため写真家の師匠と一緒に地域の愛好家70人ほどを対象に写真表現の教室を開いています。また、「彦馬会」など二つの写真クラブの代表、「写真団体全日写連長崎県本部」の委員長、NTT退職者の写真愛好会の世話役などをやっていますが、元気なうちは皆さんの役に立ちたいと思い頑張っています。
今後も写真で知り合った仲間と、楽しく過ごしたいと思います。
<報告者>
NTT労組退職者の会長崎県支部協議会
片山 倉吉
「NTT労組退職者の会ひろがりネット」より