9月16日 北海道退職者連合「2016北海道高齢者の集いイン札幌」開く。500名参加
「北海道高齢者の集い」は、北海道各地域持ち回りで開催する道退連の一大イベント。今年は9月16日、「札幌かでる2.7」で開かれました。
当日は四役、幹事、委員を始め多くの役員が、また連合北海道の強力な後押しを受けながら、全道各地から参加した500名近い会員の受付や舞台づくり、デモ行進などの進行に汗を流しました。
開会1時間前にはロビーから溢れるほどの会員が詰めかけて客席は、ほぼ満員。集いは、FMカンパニーの演奏でスタートしました。
冒頭、主催者を代表して北海道退連の冨山隆会長があいさつ。選挙・政治闘争について会員の取り組みに感謝するとともに厳しい社会保障制度改善を前進させようと訴えました。また連合北海道の齊藤勉副事務局長から来賓挨拶を受けました。
続いて第1部は講演。日本退職者連合阿部保吉会長が政治情勢、社会保障、労働者の雇用環境などに触れ、参議院選挙の結果を受けて勢いを増すであろう安倍政権の暴走に警鐘を発し、対抗勢力としての日本退職者連合83万人会員の結集による政策・制度要求、地域運動、組織拡大の取り組みを歯切れよく話され、聞きやすい口調に聴衆も引き込まれました。
講演の2人目は道退連男女平等参画委員会副委員長として活躍されている山根正子幹事です。「なぜ日本では今日までこうした男女の不平等、劣悪な環境が残っているのか」、と訴える「低所得高齢単身女性問題」の提起、女性の生き方、最近の事故例などが報告されました。
第2部は参加者が楽しみにしている「抽選会」。昨年までの旅行券に代わって商品券、そして、連合北海道加盟組合から提供されたさまざまな景品など、参加者の10人に一人が当選する確率で、会場内は大いに盛り上がりました。
平均年齢80歳の堂々たる合唱
第3部は合唱です。札幌退職教職員連絡会の会員による「睦」合唱団。曲目は、「①夢を大空を駆ける ②汽車に乗って」。平均年齢80歳の堂々たる合唱でした。
続いて、「FMカンパニー」。メーデーなどでおなじみの団体で、会場とのコラボはお手の物。
集いは、集会決議、団結ガンバローで終わりました。その後、会員はデモ行進に移りました。デモ行進は2グループ。街宣車を先頭に、集会のアピール、シュプレヒコールしながら、かでる2.7~大通り7丁目~大通り4丁目~駅前通~赤レンガテラス過ぎまで、整然と行われました。来年は帯広開催です。
(報告者)
北海道退職者連合
事務局長 大西弘之