9月18日 200名が参加し、「2016年青森県高齢者集会」開く

青森県退職者連合(川村数彦会長、会員10,172名)は、9月18日(日)午後1時から青森県労働福祉会館において、「2016年青森県高齢者集会」を開催しました。今年で3年目となる集会には、県内の6地域退職者連合や各構成組織などから、昨年を大きく上回る約200名が参加し、会場は一杯となりました。

主催者あいさつする川村会長。(9月18日、青森市内)

主催者あいさつする川村会長。(9月18日、青森市内)

集会は泉事務局長の司会で進行し、主催者を代表して川村会長は7月の参議院選挙で、青森県退職者連合が、初めて県選挙区で野党統一候補を推薦して勝利したことなどに触れ、「青森県退連として、今後も年金・医療・介護など社会保障の課題に取り組む」と決意を述べました。その後、来賓の連合青森内村会長の挨拶の後、東北各県からのメッセージと、支援して当選した田名部匡代参議院議員の祝辞が披露されました。

第1部の講演では、日本退職者連合の菅井義夫事務局長から「税と社会保障の一体改革を考える」というテーマで約1時間の講演をいただきました。菅井事務局長は「国の財政運営の基本は社会保障費の抑制にあり、給付の抑制と負担増を押し付けている」と批判し、「連合などと連携しながら安心・信頼の社会保障制度に全力を挙げる」と訴えました。

講演する菅井事務局長

講演する菅井事務局長

その後2名の参加者から質問と意見があり、第1部を終わりました。

講演を熱心に聞き入る会場一杯の参加者

講演を熱心に聞き入る会場一杯の参加者

高田獅子踊で盛り上がる

第2部のアトラクションは、これまで同様青森県内の郷土芸能を伝えるとの思いから、春の豊作祈願、秋の豊作を祝う踊りとして、今年も「青森県無形文化財指定『高田獅子踊』(青森市)」が披露され、会場は大きく盛り上がりました。

青森県の無形文化財『高田獅子踊』(青森市)。

青森県の無形文化財『高田獅子踊』(青森市)。

 

躍動感あふれる踊りに会場は大いに盛り上がった。

躍動感あふれる踊りに会場は大いに盛り上がった。

最後に、蒔田副会長が集会アピールを提案し採択、蝦名会長の閉会の挨拶、川村会長の団結三唱で15時15分成功裡に終了しました。

(報告者)
青森県退職者連合
事務局長 泉 建吾