3月16日 九ブロ幹事会、沖縄市で開催。辺野古の新基地建設反対の座り込み行動を激励。
退職者連合九州ブロック協議会(幹事:福退連)は、3月16日沖縄市で第42回幹事会を開催して、2016年度政策・制度要求第1次案の検討や参議院選挙闘争などについて意見交換を行いました。
また翌17日には幹事会に出席した退職者連合本部の阿部保吉会長、九州ブロック各県退職者連合代表10名は、米軍普天間基地の辺野古移設での新基地建設に反対して座り込み闘争を続けている現地の方々を激励しました。
辺野古への新基地建設をめぐっては、建設反対を訴えて当選した沖縄県の翁長知事が辺野古埋め立て承認を取り消したことで新基地建設工事は停止しました。これに対して沖縄防衛局長が、国土交通大臣へ沖縄県の承認取り消しに対する不服申し立ての審査請求と、あわせて取り消し処分の停止を申し立てました。埋め立てをめぐって国と沖縄県が正面から対決することになったわけです。
このような状況の中、裁判所が国と沖縄県に和解案を提示。内容は、「工事を中断したうえで県と国が争っている訴訟を一本化し、その判決には県も国も従う」というものです。しかし、沖縄県の「移設反対の基本姿勢」と国の「辺野古移設が唯一の選択肢いう方針」とでは、解決の展望は極めて難しいものと言わざるをえません。
退職者連合は、2015年度運動方針で辺野古への新基地建設反対の立場を明確にしており、今後とも沖縄県民の移設反対の取り組みを支援していかなければなりません。今回の九ブロの激励行動は、こうした退職者連合の方針を受けた取り組みです。
■阿部会長の激励内容や関連は、こちらの茶飲み話28をどうぞ。
(報告)退職者連合九州ブロック協議会・事務局