「連合福井退職者0B会」結成。会員は34人、連合福井の役職員OBが参加

 連合福井を退職した役職員34人(男性31人 女性3人)が6月10日、「連合福井退職者OBの会」を結成しました。福井県退職者連合は、10月10日に開いた第5回幹事会で加入を承認しました。

きっかけは参議院選挙

 OB会の代表は、連合福井第3代会長の森田則夫さん(71歳)です。OB会結成の具体的な動きが始まったのは、昨年の第18回参議院選挙の時です。
 連合福井の横山龍寛事務局長の立候補に伴う各地域(旧地協単位)での後援会づくりの際、「現役組合員だけでは、どうしても手薄な地域があったり、地域との繋がりが弱いことから、選挙には到底勝利することはできない」ということになり、連合福井OBに協力を求め、総力戦で参院選を取り組んだことがきっかけとなりました。
 また、一部の産別では退職者組織がなく、現役時代の仲間と交流したくともできない退職者の方もおられました。

OB会の二重加盟もOK

 結成に向けては、連合福井の職員OBだけでは人数が少ないため、連合福井の副事務局長以上の経験者も対象としました。副事務局長以上としたことで、連合福井の三役会議、執行委員会での確認を行った上で、各産別に趣旨説明を行い、理解を得ました。また出身組織のOB会との二重加盟も可とし、会費も負担とならない額としました。
 加入手続きでは、歴代の副事務局長以上の役員と職員OBに参加要請書を送付し、加入の意思のある方から申し込みをいただきました。そして、結成総会の案内を往復はがきで郵送し、結成総会の運びとなりました。なお、結成までの郵便代など必要な経費については、連合福井の援助で行いました。
 こうして、役職員の親睦と交流を目的として「連合福井OBの会」が結成されました。

連合運動に必要なOBの力

 連合がめざす安心社会の実現のためには、連合運動に最も理解のあるOBの力が欠かせません。
 今後、退職者連合との連携は地方連合会には必要不可欠です。未加入のOBへの加入呼びかけや退職者連合に加盟していないOB組織には、産別にも協力いただき退職者連合への加入を呼びかけていきます。

<本部のコメント>
 退職者連合は、2016年9月に開催した地方代表者会議で地方連合会役職員OBを対象とした「退職者の会」結成方針を確認しました。これに基づき多くの地方退職者連合では、地方連合会との話し合いなどを進めています。「連合福井退職者OBの会」結成は、2016年地方代表者会議開催以降、「退職者の会」結成第1号となります。なお、連合岡山も来年1月13日に「連合岡山退職者の会」(仮)結成の予定です。

 

<報告>
福井県退職者連合
副事務局長  玉川 忠春
(連合福井・副事務局長)