2024年度 群馬県退職者連合の活動

新型コロナウイルスは感染法上の第5類に分類され、未だ感染状況に留意しつつも、世の中は以前の日常を取り戻しつつあります。そんな中で群馬県退職者連合も「すべての県民が安心して暮らせる地域社会の実現」を運動の基本目標に掲げ、連合群馬と連携し取り組みを進めてきました。

具体的な取り組み

(1)連合群馬の「県民意識調査」に協力

連合群馬が県へ、県内の8地協から各市町村へ提出する「政策・制度要求と提言」立案の基礎資料となる県民意識調査について、高齢者層の意見反映の一翼を担うことを目的に取り組み、280部(連合群馬全体10,517部)を回収しました。
なお連合群馬は、この調査結果を踏まえ、5分野20提言にまとめた「2024政策・制度要求と提言」を、9月17日に群馬県へ提出しました。

(2)ボッチャ大会

パラリンピックの正式競技であるスポーツ「ボッチャ大会」を7月25日に開催しました。
当日は8単会から24名が参加し、単会の枠を超えた交流と、体力づくりに励みました。

(3)尾瀬交流会

9月17~18日に退職者連合内の交流と結束を図り、環境への理解を深めるため、6単会13名が参加して尾瀬交流会を開催しました。初日は尾瀬高原ホテルで、東京パワーテクノロジー㈱より講師を招いて、尾瀬の自然や環境保護の取り組みについての学習会、2日目はグラウンドゴルフと湿原のハイキングを楽しみました。

(4)日本難病・疾病団体協議会(JPA)の署名協力

日本難病・疾病団体協議会(JPA)の国会請願署名活動に連合群馬とともに協力しています。2024年度は群馬県退職者連合から138筆、連合群馬全体で34,672筆の署名を集約し、4月9日に群馬県難病団体連絡協議会へ提出しました。
全国では36万筆を超える署名が集まり、5月20日「難病・長期慢性疾病・小児慢性特定疾病対策の総合的な推進を求める請願」を提出、6月21日に衆・参両院で採択されました。

今後の課題と活動方針

11月27日に開催した第32回総会では、2024年度活動の総括をおこない、次年度の活動方針が決定されました。
引き続き、高齢者が安心して豊かに生活できる社会を目指した政策実現活動、より多くの会員が参加できる交流イベント、生き生きと健康な生活に役立つ学習会の企画など、幹事会で論議しながら取り組んでまいります。