「現退一致」の活動

退職者連合の皆様に私鉄高退協の紹介をさせていただきます。

私鉄高退協の正式名称は「私鉄総連高齢者・退職者の会全国連絡協議会」です。結成は、１９８２年ですから４３年の歴史があります。
現在は、６９組織が加盟し,登録会員数は約７，３００名となっています。私鉄総連の加盟単組の約１／３弱に私鉄高退協組織があります。日常の活動は、私鉄総連の全国の９つの地方組織である私鉄地方連合会（以下：地連）ごとに、地連高退協が組織されていますので、そこを中心に活動がされています。

私鉄高退協は、各地連高退協組織の連合体でもあります。各地連高退協会長には、私鉄高退協の副会長として私鉄高退協運動を支えていただいています。

毎年９月に東京で私鉄高退協の定期総会を開催し、年間活動方針などを決定します。
また、私鉄高退協の事務局長は、現役の私鉄総連本部の組織担当の局長が就き、私鉄高退協の幹事にも現役の役員が就くなど、いわゆる「現退一致」の活動が組織的にも保障されています。

私鉄高退協としての独自活動はなかなかできない現実もありますが、退職者連合の要請に応えて、諸行動などに積極的に参画をしています。

シルバー世代が平和で元気に活躍できるためには、年金・介護・医療・福祉などの充実も大切な課題ですし、平和な社会を後世に残すための活動も重要です。
私鉄高退協の会員数減少という課題もありますので、退職者連合の組織拡大方針を活かした取組みも進めていかなくてはなりません。

私鉄高退協は、引き続き退職者連合や私鉄総連と共に私鉄高退協に結集する全国の諸先輩方の思いを胸に歩み続けます。

＜報告者＞
私鉄総連高齢者・退職者の会全国連絡協議会
会長　渡辺　幸一 さん