9月22日 184人が参加、2018年青森県高齢者集会開く。田名部参議院議員、人見会長が講演

 青森県退職者連合(川村数彦会長・会員9,720人)は、9月22日(土)午後1時から青森県労働福祉会館において、今年で5回目となる「2018年青森県高齢者集会」を開催しました。集会には県内の6地域退職者連合や各産別・関連退連などから184人が参加し、会場は一杯となりました。

連合青森・内村会長

 集会は泉建吾事務局長の司会でスタート。主催者を代表して川村会長は「青森県退連として、今後も年金・医療・介護など社会保障の課題に取り組むとともに、来年7月の参議院選挙に全力をあげる」と決意を述べました。その後、来賓の連合青森内村隆志会長のあいさつの後、東北各県からのメッセージが紹介されました。

会場は参加者で一杯になり、熱気につつまれた。(9月22日、青森市内)

主催者あいさつする川村会長

 

原点に返って力あわせを

田名部参議院議員

 第1部の「講演-1」では、田名部匡代参議院議員が「国会情勢と来年の参議院にむけて」というテーマで講演を行いました。この中で田名部議員は、安倍政権の問題点を厳しく指摘し、これに対抗していくためには「原点に返って必ず力を合わせる時が来る」と野党共闘の重要性を訴えました。

持続可能な社会保障制度の構築を

退職者連合・人見会長

 引き続く「講演-2」では、日本退職者連合の人見一夫会長から「社会保障をめぐる情勢と退職者連合の課題について」1時間の講演を受けました。人見会長は、人口減少・超高齢化社会が進み社会保障費が年々増加する中で、「どういう社会を目指すのかが問われている」として、退職者連合の課題は「持続可能な社会保障制度の構築にある」と提起しました。

募金39,231円を県社協へ送る

 第1部終了後の休憩時間には、高齢者福祉活動に活用するため、今年も青森県社会福祉協議会への募金活動を行い、39,231円が集まりました。
 第2部のアトラクションでは、「平成30年度エイジレス・ライフ実践事例(個人)」で内閣府から表章された加川恵美子さん(自治退・県職員退職者の会)のグループによる「七福神」の踊りが披露され、会場は大きく盛り上がりました。
 最後に、蒔田薫副会長が集会アピールを提案し採択、嶋田慶紀副会長の閉会の挨拶、川村会長の団結三唱で15時30分成功裡に終了しました。

加川さんたちによるアトラクション「七福神」。

 

(報告者)
青森県退職者連合
事務局長 泉 建吾
退職者連合・人見会長