11月17日 青森退連・第26回定期総会の報告。

 青森県退職者連合(川村一彦会長。会員10,172人)は、11月17日(木)13時から、青森県労働福祉会館で第26回定期総会を開催し、各単会代議員をはじめ役員・来賓ら97名が出席しました。総会は、初めにこの一年間に逝去された会員のご冥福を祈って黙祷が行われました。その後、議長にJP労組青森連協退職者の会の齋藤代議員を選出して議事が進められました。
 主催者を代表して挨拶に立った川村会長は参議院選挙の取り組みについてふれ「連合青森と一体となって闘い、田名部まさよさんを当選させた」と述べ、会員の奮闘に感謝の意を表しました。さらに会長は「憲法改悪、年金削減に突き進む安倍政権に反対していくことが大事。解散・総選挙で勝利し、政治の流れを変えよう」と訴えました。

熱心なやりとりが行われた第26回定期総会。(11月17日。青森市内)

熱心なやりとりが行われた第26回定期総会。(11月17日。青森市内)

行動する退職者連合を訴え

 来賓あいさつでは、日本退職者連合の野田那智子副事務局長、連合青森の内村隆志会長(青森県労福協会長も兼ねてあいさつ)、東北労働金庫青森県本部・石田本部長、全労済青森県本部・米沼本部長がそれぞれ登壇しました。とくに野田副事務局長は、「7月の参議院選挙の結果、改憲勢力が3分の2以上となった。しかしこれでもって闘いが終わったわけではない」と述べると共に「年金改悪や戦争法の具体化に突き進む安倍政権に黙ってはいられない。キチッと文句を言っていこう」と強調し、行動する退職者連合を訴えました。
 メッセージでは、国会開会中のため欠席を余儀なくされた田名部まさよ参議員と青森県健康福祉部長、東北各県の退職者連合から寄せられ、蒔田副会長が披露しました。
 その後、泉建吾事務局長から2015年度一般経過報告、蝦名副会長から2015年度会計報告、小原会計監査から会計監査報告が行われ、満場一致で承認されました。

上十三地域退職者連合とJR総連青森県協議会OB会が活動報告

 引き続き、第1号議案「2016年度活動方針(案)」、第2号議案「2016年度予算(案)」、第3号議案「規約改正(案)」、第4号議案「弔慰規定の新設(案)」、その他議案「役員の交代について」が提案され、討論が行われました。
 討論では、方針を補強する立場から三上代議員(自治体退職者の会)から「地域の名称」について、菊池代議員(自治体退職者の会)からは「高齢者集会の日程」について発言がありました。また7年ぶりに総会を開催し、組織体制を確立した上十三地域退職者連合・下山会長からは、地域退職者連合の組織・活動について「これから市への要請行動を取り組んでいきたい」という決意も含めて報告がありました。さらにJR総連青森県協議会OB会・後藤代議員からは「OB会の支部間交流について」と題しての貴重な活動報告がありました。

2017年の青森県高齢者集会は9月24日に開催予定

 活動方針案・予算案・規約改正案・弔慰規定の新設案・その他議案とともに全体で確認しました。これにより、「2017年青森県高齢者集会(9月24日)」「青森県退職者連合第27回定期総会(11月17日)」をはじめとした各種会議・総会や集会の日程、県・地域退職者連合の「自治体要請(1月中旬までに実施)」の取り組みが決まりました。 
 その後、スローガンの確認、総会アピールの提案・採択、役員の交代で新役員となった下山幹事(農水省退職者の会)の挨拶と続き、最後に川村会長の音頭で団結ガンバローを三唱し終了しました。終了後は、同会場で交流会を実施し懇親を深めました。

<報告者>
青森県退職者連合担当
大澤 祥宏 
(連合青森副事務局長)