9月7日 2015宮城県高齢者集会を開く。参加者はビックバンドが演奏する懐かしのメロディをたっぷりと楽しむ

高齢者が安心して生活できる「年金・医療・介護・税制」などの充実、是正をはかり、弱者にやさしい社会づくりを目指して宮城高退連合は、9月7日(月)13:30から仙台市福祉プラザふれあいホールで「2015宮城県高齢者集会」を開きました。会員200名が参加した集会は、今年で8回目の開催となりました。

 今年もフリーアナウンサーの後藤美可さんの司会で第1部が始まり、主催者を代表して東海林利雄会長が「本集会では、退職者連合の第19回定期総会で決定された2015年度運動方針の取り組みを基調報告として全体で確認し、昨年に引き続き宮城県、仙台市など各自治体へ要請行動を行いたい」と述べ、中央と連携した政策・制度要求の取り組みを強調しました。特に今年度の要請では、宮城高退連合が昨年実施した介護保険制度改正後の実施状況の検証、第6次介護保険事業計画の策定状況について報告を求めていくことを明らかにしました。
 続いて連合宮城・小出裕一事務局長、民主党宮城県連・桜井充副代表、社民党宮城県連合・田山英次副幹事長が来賓挨拶しました。

 基調報告では、大倉克志事務局長が「私たちは自らの要求を大切にし、高齢者の生活を守るため、多くの退職者・年金生活者・高齢者のパワーを宮城高退連合に結集し、信頼される社会勢力として地域社会に定着させ、安心社会の実現に向けて取り組もう」と提案、年度要求、行動提起も含めて全体で確認されました。
 集会は最後に「安倍政権と対峙し、来年の参議院選挙はもとより、各級選挙を政治の流れを変える闘いと位置づけ、連合宮城をはじめ思いを同じくする勢力と力をあわせて闘い進む」との集会アピールを採択しました。 

 続く第2部では、“医療漫談『病は気と食から』”と題して元東北大学診療技師で地元地FMラジオ局のパーソナリティーも務める寺崎茂氏が、健康長寿の秘訣と注意点を漫談調で楽しくて分かりやすく講演しました。

 第3部のアトラクションでは、20名編成の「モッシー・ジャズ・オーケストラ」が迫力ある演奏を1時間にわたり披露しました。「M・J・O」メンバーの平均年齢は68歳。年間20数回のステージをこなす本格派のバンドで、参加者はビックバンドが演奏するコーヒールンバや茶色の小瓶などの懐かしのメロディをたっぷりと楽しみました。

(報告者)
宮城高退連合
事務局長 大倉克志

主催者あいさつする東海林会長。(9月7日、仙台市福祉プラザふれあいホール)
主催者あいさつする東海林会長。(9月7日、仙台市福祉プラザふれあいホール)
会場を埋めた参加者。
会場を埋めた参加者。
ご来賓の方々。
ご来賓の方々。
講演する「寺崎茂のチョびっとメディカル」のパーソナリティ寺崎茂氏。
講演する「寺崎茂のチョびっとメディカル」のパーソナリティ寺崎茂氏。
モッシー・ジャズ・オーケストラが迫力ある演奏を1時間にわたり披露。
モッシー・ジャズ・オーケストラが迫力ある演奏を1時間にわたり披露。
「M・J・O」メンバーの平均年齢は68歳。年間20数回のステージをこなす本格派のバンド。
「M・J・O」メンバーの平均年齢は68歳。年間20数回のステージをこなす本格派のバンド。