9月4日 2015山形県高齢者集会に180名参加 来年の参議院選挙勝利へ力合わせ

 山形県高退連と連合山形は共催で「2015山形県高齢者集会」を9月4日、大手門パルズ3階(山形市内)で開催し、180名が参加しました。集会は二部形式で行われました。

主催者挨拶する伊藤会長

主催者挨拶する伊藤会長

 第一部の集会では、江口一男副会長が総合進行を行い、菅野節子副会長が開会を宣言。主催者あいさつで伊藤寛山形県高退連会長は「喫緊に迫った酒田・山形・新庄市長選挙の必勝に向けた取り組みと9月27日に終了を迎える国会での安保法案阻止に向けた取り組みを」と訴えました。つづいて岡田新一連合山形会長代行が共催団体あいさつ、大泉敏男東北労金山形県本部長、熊沢年啓全労済山形県本部理事長がそれぞれ来賓あいさつしました。

 今集会は、9月6日告示・13日投票と目前にせまった山形市長選挙の前哨戦的な集会となりました。梅津ようせい候補があいさつに立ち、「50年間継承されてきた革新市政を継続し市民本位の市政を続けるのか五輪大臣の後ろ盾となる自民党候補に市政を渡すのか。有権者を二分する熾烈な闘いに、皆さんの力を得て必勝に向け頑張る」と決意をのべました。

岡田新一連合山形会長代行

岡田新一連合山形会長代行

 続いて集会の基調と具体的取り組み方針について樋口浩基事務局長が提案。[1]安心して暮らせる社会実現に向けて全国の仲間とともに運動を進める[2]後退する社会保障制度に対して退職者連合の政策・制度要求運動を進める[3]戦後70年を迎えて、戦中・戦後を経験した私たちが、次世代への子どもたちに平和について語り継いで行く[4]東日本大震災・福島第一原発事故からの復興と風化させない取り組みを行なう[5]地方からの反撃で暴走する安倍政権打倒を目ざす[6]首長選挙・来年の参議院選挙勝利への準備を急ぐ、など6項目を全体で確認しました。

集会アピールを力強く読み上げる石川富子さん

集会アピールを力強く読み上げる石川富子さん

 集会アピール採択後、2015全国高齢者集会に派遣する8名が紹介され、代表して伊藤会長が「安倍自公政権により、平和憲法が風前の灯火となっている。阻止に向け全国の仲間と共に国会請願デモに参加する」との決意を表明しました。

 午後からの第二部は、退職者連合の阿部保吉会長が「退職者連合の課題と取り組み」と題して、会長自らの戦争体験を通して平和の有難さと、安倍政権が行なっている安保法案への危険と愚かさについて講演しました。

 なお13日投票の山形市長選挙の結果は、1,773票の僅少さで惜敗に終わりました。

2015全国高齢者集会に参加者する方々を紹介。

2015全国高齢者集会に参加者する方々を紹介。

(報告者)
山形県高退連
次長 岩本 勝利