第24回神奈川シニア集会を開催
赤ワインを飲み、青魚と野菜をよく食べ、運動をし、人と触れ合い、
健康で認知症にならぬよう努力しよう!(新田会長)
1990年から今年で24回目の神奈川シニア集会が、3月20日(木)13時30分から横浜市・ワークピア横浜で開催されました。集会は2部構成で行われ、連合神奈川構成組織の各産別退職者会と中央労働金庫神奈川県本部に所属する「中央ろうきん友の会」会員など312人が参加しました。
第1部は、「高齢者の認知症について~正しい理解と予防を目指して~」をテーマに、東京都健康長寿医療センター研究所の「社会参加と地域保健研究チーム」研究員の鈴木宏幸氏が1時間30分にわたり講演しました。鈴木氏はまとめとして「楽しめることの目的意識の活動の継続。栄養・運動で脳に良い活動を与える。そして地域での認知症予防へ繋げることが重要」と指摘しました。
第2部の第24回神奈川シニア集会では、主催者を代表して新田尊士実行委員長(神奈川シニア連合会長)があいさつ。特に認知症問題について触れ、「2013年6月、厚労省は認知症患者462万人、軽度認知障害高齢者数が推計400万人と発表した。予備軍も含め800万人というから大問題だ。認知症対策基本法の制定を政府に求めよう。基本法ができると社会的に認知症への理解が進み、認知症になっても暮らしやすい社会にしよう」と訴えました。
参加者は集会の最後に「赤ワインを飲み、青魚と野菜をよく食べ、運動をし、人と触れ合い、健康で認知症にならぬよう努力し、安心の社会保障制度を創るため、団結がんばろう」との新田実行委員長の音頭でがんばろうを三唱しました。
<報告>
神奈川シニア連合