12月14日 兵庫高退連が兵庫県へ政策・制度要請。社会の安全と安心、「人間の安全保障」の完備を求める

要請書を手渡す高原会長(左)と、 石井産業労働部長(右)
要請書を手渡す高原会長(左)と、
石井産業労働部長(右)

 兵庫高退連(高原澄夫会長。30,020名)は、2015年12月14日(月)の午前10時から兵庫県に対して、高齢者がそれぞれの地域で安心して暮らせるように「地域包括ケアシステムの整備」や「介護保険制度」等を重点とした政策・制度要請をおこないました。
 要請には、兵庫高退連より高原会長、小島修二副会長(政策委員会副委員長)、中野一刀事務局長、辰巳信彦事務局次長ほかが出向き、兵庫県からは、石井孝一産業労働部長、村上元伸政策労働局長ほか関係部署の担当者が出席しました。

要請内容について意見交換する兵庫高退連役員(左側)と、石井産業労働部長ほか担当者(右側)
要請内容について意見交換する兵庫高退連役員(左側)と、石井産業労働部長ほか担当者(右側)

 冒頭、高原会長が、『今回の要請については、中央の退職者連合定期総会で審議された内容を受けて、各地方退職者連合がそれぞれの地方自治体に対しておこなうもので、我々の現役組織である連合兵庫の政策・制度要請と関連し、「介護保険制度」の運用整備のほか、高齢者が地域で安心して暮らしていける生活環境改善についてお願いしている。要請内容についてご検討いただきたい。」と述べました。つづいて、辰巳事務局次長が、要請内容について説明をおこないました。

 要請書を受取った石井産業労働部長は、『いただいた要請内容については、高齢者をめぐる切実な課題ばかりであると認識している。要請を真摯に受け止め、関係する部署間とも情報共有しながら、あらためて検討させていただきたい。』と述べ、2016年の2月を目途に回答すると応えました。

(報告者)
兵庫高退連
北野直美