連合と連携し、参議院選挙に勝利して政治の流れを変えよう!

阿部会長

日本退職者連合
会長 阿部 保吉

 会員ならびにご家族の皆様、2016年の年頭にあたり謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 東日本大震災から間もなく5年が経過しようとしていますが、被災地では今も多くの皆様が避難生活を余儀なくされています。また、静かな暮らしを奪われた福島原発事故の被災者は、事故の風化を懸念しつつ長びく避難生活に耐え続けています。私たちは被災地の皆様の心に寄り添い支援し続けてまいります。

 昨年の通常国会で連合とともに反対行動を展開した安全保障関連法案は、政府与党の強行採決により成立しました。大多数の憲法学者が違憲とした集団的自衛権の行使を含むこの法律は、国会で強行成立したからと言って違憲が合憲に変わるわけではありません。民主党は、安全保障関連法の廃止に向けた議論に着手したと報じられていますが、他の野党とも提携し国会論戦を通して世論に強く訴えてほしいと思います。

 また、先の国会では労働者派遣法の改悪案も強行されました。生涯派遣で低賃金で働く労働者の多くは国民年金への加入を余儀なくされていますが、老後は国民年金だけでは生活できず「老後破産」に追い込まれることは明らかです。更に、この通常国会に提出が想定される労働基準法改悪に反対するとともに、労働者の雇用と社会保障制度の一体的な取り組みを進めてまいります。

 政府の「骨太方針2015」は、社会保障費を今後3年間で1兆5千億円を抑制するとしていますが、安倍政権発足以降一貫して増え続けている防衛費は、過去最高の5兆円を突破すると見込まれています。憲法違反の安全保障関連法の施行により増大する防衛費を、社会保障費に求めるようなことは断じて許すことはできません。1月早々に開会される通常国会に向けて政府は、年金のデフレ下のマクロ経済スライドや後期高齢者医療における患者の負担増などが検討されていますが、政府の動向を見極めつつ対応してまいります。

 来る7月の参議院選挙は、「平和なくして社会保障なし」「労働者の雇用安定なくして国民皆保険なし」をスローガンに、連合候補12名の必勝はもとより選挙区を含む推薦候補の必勝を目指し、連合と一体で取り組む決意を表明し挨拶とします。