150人が参加、会場を埋める

 低所得高齢単身女性問題ついての政策・制度要求運動を進めている退職者連合は、3月7日(火)午後1時30分から連合本部3階会議室で男女平等参画推進のための第6回学習会を開きました。
 北海道、栃木、茨城、千葉、神奈川、兵庫、長崎など、地方退職者連合からの参加者を含め約150人がぎっしりと会場を埋めました。学習会では、「NPO法人高齢社会をよくする女性の会」理事長の樋口恵子さんが、「人生100年老いを支えるしくみ」と題して講演。樋口さんからは、介護保険制度の仕組みやあり方、人生100年老いとどう付き合い、どう生きていくのかなど、参加者の笑いを誘いながら、問題提起がありました。
 学習会の冒頭、主催の男女平等参画委員会を代表して人見一夫委員長(副会長)が「男女平等参画推進の取り組みを推進していこう」とあいさつ、また連合本部からは総合男女平等局の井上久美枝総合局長が、男女平等参画推進に向けて現退一致での連携を訴えました。

会場をびっしりと埋めた参加者。樋口さんの講演に熱心に聴き入っていた。

会場をびっしりと埋めた参加者。樋口さんの講演に熱心に聴き入っていた。

血縁でなくても支えあう文化、女性参画、生涯現役のための仕事とシステムづくりを

樋口恵子さん

樋口恵子さん

 今年で84歳の樋口さんは、2時間立ちっぱなしで講演。少子化の影響で伝統的「家」制度の実質的崩壊が進み、三親等内の親族のいない高齢者が激増して「大シングル時代、ファミレス社会」が到来していると指摘。また貧困におちいる高齢単身者が増加しているとも語り、「これから始まる大介護時代に向かって社会的に老いを支える仕組みづくりが求められている」と語りました。
 社会構造も大きく変わり「超高齢社会の主役は女性であり、単身社会(おひとりさま)の主役も女性」と述べ、女性を無視して高齢社会は成り立たないと強調しました。
 その上で、血縁でなくても支えあう文化、女性参画をすすめる政治と行政、生涯現役のための仕事とシステムの創造の三つをあげて、「女性から始まる地域共働社会を創造しよう」と呼びかけました。

男女平等参画推進のための第6回学習会 講師・樋口恵子さんの講演資料
男女平等参画推進のための第6回学習会 写真