開会中の第193回通常国会の予算審議に合わせて退職者連合は、1月18日の第3回幹事会で決定した「社会保障制度に関する2017年春の要求」の実現に向けて、2月16日(木)午前10時から参議院議員会館1階講堂で産別・関連退連、全国の地方退連事務局長、関東ブロックなど会員300人を集めて院内集会を開きました。連合、民進党、社民党からの来賓あいさつの後、菅井義夫事務局長は、集会後の取り組みとして直ちに政府、政党要請を実施することを明らかにしました。

会場は、安倍政権への怒りにつつまれた。(2月16日)

会場は、安倍政権への怒りにつつまれた。(2月16日)

財源不足の患者への押し付け許さない! 会場にあふれた怒りの声

 今国会での医療・介護をめぐる政府の姿勢について主催者あいさつの中で阿部保吉会長は、「患者負担や介護の利用者負担に求めるべきではない」と指摘しました。
 また、今後の取り組みについて提起した菅井義夫事務局長も、財務省・財政審が示している改革工程表にもとづく医療・介護制度改革の中身は、高齢者への負担増と給付サービスの削減であり、「財源不足の患者への押し付けに他ならない」とし、根拠となる具体的数字を示しながら政府を厳しく批判しました。
 その上で菅井事務局長は、あらためて医療と介護を柱とする「春の要求」実現に向けた取り組みへの決意を明らかにしました。

連合、政党から連携を強めるあいさつ

 来賓あいさつでは、連合の新谷信幸副事務局長、民進党の野田佳彦幹事長、社民党の福島みずほ副党首が登壇し、春要求の実現に向けて共に奮闘していく決意を明らかにしました。
 集会では、連合の伊藤彰久生活・福祉局長が、医療・介護に関する国会の動きについて報告しました。
 退職者連合はこの日の集会を皮切りに21日午後に厚労省宮川晃総括審議官への要請、22日には民進党と社民党への要請を行うことにしています。
 集会は最後に「本日の要求実現集会を機に中央・地方の連帯を強め、要求実現に向けて総力を挙げて闘いぬく」とのアピールを全員で確認しました。