(今回のお達者さん)
新潟県退職者連合
幹事 今井 一夫さん

今井さん

 65歳を迎えた方が、特定の年齢まで生存する確率をみますと、2015年時点に65歳を迎えた1950年生まれの方は、男性3人に一人、女性5人に三人が90歳まで長生きする見込みです。
 また、1990年生まれの方=2055年に65歳を迎える方は、男性5人に二人、女性3人に二人を超える方が90歳まで長生きし、女性については5人に一人が100歳まで長生きする見込みです。

「加齢」と「老化」

 高齢者。同じ年をとる言葉に「加齢」と「老化」があります。加齢とは生まれてから、だれもがひとつずつ、平等に上る階段。今の日本ではおよそ85歳=85段ということになります。60歳定年制から65歳定年制へ。75歳になると後期高齢者扱いが80歳に上がっていく。そうすると、90歳以上の超高齢者が100歳以上に上がっていくことになるかも。75歳でようやく一人前とするわけです。
 もう一つは、老化です。これは、だれも見通せない階段でもあり、生き方によって、同じ年齢でも老化のすすみ具合は、人それぞれ違ってきます。

生き生き人生をどう創るか

 65歳から75歳までの10年間は、まだまだ高齢者の準備期間としての取り扱いに。以前なら60歳定年後は、孫の世話や畑仕事など、自分の趣味などもやりながら、余生を送り、人生を全うすることが幸せだったようですが・・・。
 今や退職後、20年以上の自分の生活設計を立てながら、社会の支え手の一員としての生き生きとした人生が待っている?
 若い人がそのことを考えると、長い人生に対し、ため息が出るかも。

「いつまでも有ると思うなバネとカネ」

 できるだけエレベーターを使わず階段を使う。先日足のつま先を階段に引っかけ、つんのめりました。瞬間、誰かに見られていないか、あわててその場を離れました。後で足をみると、指先が痛んでいました。
 足腰を衰えさせないための、健康維持の心がけが、逆に身に迫る老化を知ることになりました。「いつまでも有ると思うなバネとカネ」の心境です。

めざせ交響楽団!市民音楽グループに参加して演奏に勤しむ今井さん。

要は、生き方の問題

 周りには90歳を超えても、なお現役の人も多い。共通しているのは明確な目的意識があることです。
 生涯現役の心がけを大切に、汗をかければいいなあ!