<今回のお達者さん>
岡山退職者連合 
平田 晃代さん(73歳)
(NTT労退岡山県支部協)

散り散りになった仲間が会える場

平田 晃代さん

平田 晃代さん

 昭和62年3月、玉島電話局が倉敷電話局に吸収され、入社以来、苦楽を共にした多くの仲間たちが散り散りになりました。心にポッカリ穴があいたようになっていたとき、誰からともなく「定期的に会えたらいいね」との声がわきました。当時、銭太鼓を習っていたリーダーが快く引き受けてくれ、有志25人で「銭太鼓てまり会」を誕生させました。
 会っておしゃべりしたいとの思いから始めた銭太鼓でしたが、今ではあちこちから声がかかるようになりました。慰問やイベントのオープニング等、年に8回程度の出演依頼に喜びつつ積極的に参加させていただいています。
 先輩たちも高齢になり一人減り、二人減りと会員の数は少なくなりましたが、毎週水曜日の午後から、NTTに元食堂だった広い部屋を提供していただき、和やかに脳活しながら練習に励んでいます。

試行錯誤しながら振り付け

 慰問、老人会、年金受給者演芸会等、観客は高齢の方が多いので、皆が楽しめる昔懐かしい曲や民謡等をメインに、時には自分たちの元気のために最近のヒット曲も取り入れながら楽しく練習に励んでいます。
 振り付けは、リーダーが銭太鼓のお師匠さんのところで習ってきて、皆に教えてくれています。
 最近披露するようになって大変うけている「サザエさん」は、仲間たちで「あーがいい!」「こーがいい!」と試行錯誤しながら振り付けを考えました。エプロンをつけたり、サザエさんの髪型を作ったりと小道具にも知恵を絞り、みんなの結束で出来上がった傑作です。披露するたびに大好評なのが私たちの励みになっています。

「サザエさん」の演奏

「サザエさん」の演奏

「ありがとう」の笑顔に元気をもらう

 日頃の練習の成果を発表できる場をいただき、緊張感と満足感を味わうことができる上、喜んでいただき「ありがとう!」と笑顔を返してくださるお年寄りを目の当たりにすると、もっともっとがんばろうと奮起させられます。
 初めて訪れたグランドガーデン南町では「今日のように入居者が一つのことに集中して手拍子などして楽しんでいる姿を見るのは初めてです」と聞き、私たち自身も大変うれしく、元気をいただきました。
 これからも練習を重ね、レベルアップして、皆さんに喜んでいただけるボランティア活動をしていきたいと思っています。

銭太鼓を演奏する平田さん

銭太鼓を演奏する平田さん