安倍政権が強引にすすめるカジノ賭博合法化阻止に向けて退職者連合は、5月9日12時から日弁連(日本弁護士連合会)や中央労福協、消費者団体などと国会請願デモを行ないました。衆・参議員面会所前では、立憲民主党や国民民主党、社民党、自由党、共産党が請願を受け付けました。デモには全体で250人が参加。退職者連合からは、産別・関連退連、地方退連関東ブロックの会員など180人が結集しました。

国民の声無視し、カジノ合法化進める安倍政権

 2016年12月15日未明、国民の声を無視し、臨時国会の会期を延長してまでカジノ解禁推進法の成立をはかった安倍政権。政府が昨年実施したパブリックコメントでは、67.1%が「カジノ解禁推進反対」の意見表明をしました。しかし安倍政権は、具体的にすすめるための「カジノ解禁実施法案」を4月27日に閣議決定し、今第196回通常国会に上程する暴挙に出ました。

退職者連合は日弁連と連携して反対行動取り組む

 日弁連は2014年以来、カジノは高齢者など市民生活破壊や反社会的勢力による施設内外の支配をもたらすとして反対の意見書や声明を発表。行動では7回にわたる院内学習会、2回のシンポジウム、都内主要駅頭での数回にわたる街頭宣伝活動、団体署名やパブリックコメントの取り組みなどを実施してきました。退職者連合もこの一連の取り組みに積極的に連携してきました。この日のデモはこうした運動の積み重ねの上で「カジノ解禁推進法」廃止と「実施法案」廃案をめざして実施されたものです。

「人の不幸につけ込むカジノ許すな」(菅井事務局長)

 あいにくの小雨模様にもかかわらず、デモ出発地点の日比谷公園霞門前には、各団体からの参加者が集合。11時40分からデモへの意思統一のためのミニ集会が開かれました。
 司会の退職者連合・菅井義夫事務局長は「人を不幸にすることで儲けるビジネスなどあり得ない。特に高齢者が狙われている」と強調。「今日の国会請願デモを成功させ、何としてもカジノ賭博合法化を阻止しよう」と決起を訴えました。
 続いて主催者の日弁連を代表して太田賢二副会長があいさつ。また日弁連カジノ・ギャンブル問題検討ワーキンググループ座長で全国カジノ賭博場設置反対連絡協議会代表の新里宏二弁護士が国会請願デモについて行動提起しました。

宣伝カーの上からあいさつする日弁連・太田副会長(中央)、
新里弁護士(左)。司会は退職者連合の菅井義夫事務局長
(5月9日、日比谷公園霞門前)

雨の中、出発地点の日比谷公園・霞門には250人の参加者が集合。
退職者連合は産別・関連退職者連合、関東ブロックから約180人が参加

 

 集会後、参加者は「カジノ反対」のシュプレヒコールを繰り返しながら、国会に向けて元気よくデモ行進を行いました。またデモ終了後、日弁連は衆議院第2議員会館でカジノ反対の院内集会を開きました。

 

<請願に向けて出発するデモ参加者>

参加者は、怒りのシュプレヒコールを繰り返しながらデモ行進。
声をあげる退職者連合の人見一夫会長(横断幕左)と菅井義夫事務局長(左)、中央労福協の花井圭子事務局長(隣)
(5月9日、農水省横、桜田通り手前)

宣伝カーを先頭に行進する参加者(霞ヶ関2丁目交差点付近)

 

<衆議院議員面会所前>

拍手でデモ隊を迎える立憲民主党、国民民主党、社民党、自由党、共産党の各国会議員のみなさん

主催者を代表してあいさつする日弁連・太田副会長

新里弁護士が各党にカジノ反対の要請書を手渡す

請願の最後は、及川弁護士の発声でカジノ廃止に向けて「がんばろう」を共に三唱

 

<参議院議員面会所前>

拍手でデモ参加者を迎える参議院の立憲民主党、国民民主党、社民党、共産党の各参議院議員のみなさん