現在開会中の第196回通常国会に対応して持続可能な社会保障制度を求めている退職者連合は、2月15日に開催した院内集会での行動確認を受け「2018年春要求」の実現に向けて2月26日に政府(厚労省坂口卓総括審議官)要請を行ないました。さらに民進党(2月21日)、立憲民主党(2月22日)、社民党(2月27日)、希望の党(2月28日)の野党4党に協力を要請しました。

「意見交換のプロセスが大事」(坂口総括審議官)

 霞ヶ関中央合同庁舎5号館10階の総括審議官室で行なわれた要請行動には、人見一夫会長をはじめ退職者連合の野田那智子副事務局長、林道寛副事務局長、青柳久子副事務局長、川端邦彦政策委員長、野口敞也組織委員長の6人が出席しました。

坂口総括審議官(右から3人目)に要請書を手渡す人見会長(左から3人目)。
左から野田副事務局長、野口組織委員長。
右から青柳久子副事務局長、川端政策委員長。

 冒頭、人見会長は国会開会中で公務多忙にも関わらず厚労省の坂口総括審議官が要請を受けてくれたことに感謝を述べました。
坂口総括審議官は「政策の合わないところもありますが、こういったご意見をお持ちだということで、いろいろ意見交換することのプロセスが大事」と述べ、退職者連合の要請に理解を示しました。

社会保障関係費の抑制反対を強く要請

 春要求で退職者連合は、政府が打ち出した「骨太方針2015」の結果、この3年間で4400億円も自然増分の社会保障費がカットされ、高齢者への給付サービス削減と負担増が押し付けられていることを指摘しており、この日、要求内容を説明した政策担当の野田那智子副事務局長は「骨太方針2018」の検討では、社会保障関係費の抑制をやめ、財源も含めた持続可能な社会保障制度の実現を求めました。
 坂口総括審議官は、「我々も議論して持続可能な社会保障制度でしっかり財源を確保していく」と述べました。その上で持続性について「高齢化の中でどう確保するか。行政側の任務として重要と思っている」として骨太の議論に対応していく考えを示しました。

春要求の内容を説明した野田副事務局長(左から3人目)。
坂口総括審議官(正面中央)は社会保障制度に関する要求項目のすべてについて丁寧に回答した。(2月26日、厚労省)

要求実現へ!4党に支援を要請

 退職者連合は、今国会での「春要求」実現に向けて2月21日から28日までの間、立憲民主党、民進党、希望の党、社民党へ支援・協力をお願いしました。
 対応した各党の代表者や政策責任者、関係議員の皆さんは、退職者連合の社会保障制度についての考え方に理解を示すとともに、退職者連合が掲げる要求項目について要請団と意見交換しました。

 

2月21日(水)民進党

羽田雄一郎参議院議員・党参議院幹事長(左から5人目)に要請書を手渡す。

民進党では4人と意見交換

 

2月22日(木)立憲民主党

長妻昭衆議院議員・党政調会長(左から7人目)に要請書を手渡す。

立憲民主党では議員15人と意見交換

 

2月27日(火)社民党

又市征治参議院議員・党首(左から3人目)に要請書を手渡す。

社民党では2人と意見交換

 

2月28日(水)希望の党

小宮山泰子衆議院議員・党副幹事長(左から3人目)に要請書を手渡す。

希望の党では4人と意見交換