退職者連合は、7月14日(金)午前9時30分から連合会館で、役員・代議員など200人が出席して第21回定期総会を開きました。総会では「行動する退職者連合の歩みを着実に前進させ、衆議院総選挙を勝ち抜き、政治の流れを変えて生き生きと安心して暮らせる社会にしよう」とする運動方針を決定するとともに予算、政策・制度要求、低所得高齢単身女性問題に関する政策・制度の要求などを決めました。また、役員改選で人見一夫会長(自治退)が選出され、新執行部がスタートしました。なお阿部保吉前会長は、顧問に就任しました。

会場をぎっしりと埋めた総会代議員。(7月14日、連合会館)

会場をぎっしりと埋めた総会代議員。(7月14日、連合会館)

社会保障制度の充実と元気な高齢者の社会貢献が必要(阿部会長)

 総会冒頭、主催者あいさつで阿部保吉会長は、高齢者が人並みの生活を営むことができる年金、安心・信頼の医療と介護の充実、全ての世代に行きわたる社会保障制度の実現に向けて連合とともに中央・地方一体の運動をすすめていること、元気な高齢者がボランティア活動を通して社会に貢献する運動を全国で取り組んでいることなどを紹介。「歳はとっても人間として、仮に認知症を患っても人間としての尊厳をもって人生を全うできる社会の実現をめざそう」と訴えました。
 来賓では連合の神津里季生連合会長、民進党の蓮舫代表、社民党の又市征治幹事長、中央労福協の黒河悟副会長、労金協会の吉田正和副理事長、全労済の阿部田克美常務執行役員の6人が登壇して連帯のあいさつをしました。

ご来賓のみなさん

170721-0002

主体的力量を強め、運動の前進めざす

 今年の総会のキーワードは「行動する退職者連合」。阿部会長も退任あいさつの中で事務局長8年、会長6年を振り返り「14年間が行動する退職者連合の礎になった」と述べました。
 政策・制度要求での政府・政党や自治体要請をはじめ、年金、医療・介護での国会傍聴行動、労働法制改悪反対の諸行動、社会的共感を得られる運動など1年間の取り組み成果を踏まえて、総会では、退職者連合の主体的力量を強めて運動をさらに前進させていく決意を固めあいました。

運動方針や政策・制度要求めぐり7人から質問や意見

 総会では、運動方針や政策・制度要求について7人の代議員から意見や質問がありました。質疑と本部答弁は以下の通りです。

001○鉄道退・羽切信夫代議員 
年金の学習会のあとの要求、行動がなかったのでは。
(本部答弁)要求をまとめ政府や政党、全国の自治体要請を取り組んだ。また国会傍聴行動なども実施し、運動につなげた。

002○JR総連OB・伊藤義男代議員
「(都議選の結果を受けて)民進党は憲法、原発などの政策を明確にすべきだった。(退職者連合本部の)会費値上げについて会員に理解してもらった。効率のよい運営を望む。(JR総連OBとして)会員を増やす取り組み強化したい。
(本部答弁)指摘した点は、民進党に言ってもらいたい。退職者連合の効率よい運営に心がけたい。

003○東京・高退連 来田弘代議員
連合と連携して介護休暇の取得拡大を。政策・制度を実現する運動を。
(本部答弁)連合とは政策・制度要求などで意見交換の場をもっているので、機会があれば提案したい。実現する運動づくりは、今後もしっかり続けたい。

004○全印刷局退・佐藤弘道代議員
ベーシックインカムについての検討を。
(本部答弁)今後、検討していきたい。

005○岡山退連・新見三郎代議員
ブロックからの参加者について旅費規程にそって費用を支払ってほしい。
(本部答弁)できるだけ期待に応えたい。

006○栃木退連・三浦健治代議員
低所得高齢単身女性問題での政策・制度要求は、女性に限ったものではないのでは。
(本部答弁)その通りだが、低所得高齢単身女性問題は、現職時代の賃金・労働条件などの差別や格差から来ている。また男性よりも長生きで高齢リスクもある。こうしたことから男女平等参画推進委員会が軸になって取り組んでいる。

007○兵庫退連・吉田順子代議員
女性参加推進の実行を進めていただきたい。
(本部答弁)努力していきたい。

新しく設置された女性議長に西澤恵子代議員が就任

008 男女平等参画推進委員会からできるだけ多くの機関会議の運営の中に女性会員が参画できるようにすべきとの提起を受けて、第21回定期総会から議長を3人に増やし、内一人を女性枠とし、その初代女性議長に西澤恵子代議員(NTT労退・写真)が就任しました。西澤議長は、持ち前の明るさを発揮し、てきぱきと議事進行にあたりました。

第21回定期総会阿部会長あいさつ