韓国の退職者でつくる韓国退職者総連合会の崔鳳翔会長が、4月14日(火)午前、日韓の退職者組織では初めてとなる親善交流のため退職者連合本部を来訪しました。訪問団員は、韓国ILO協会の李虎植氏ら4名。退職者連合からは、阿部保吉会長、菅井義夫次長、野田那智子次長の3人が出席しました。

韓退総連が退職者連合本部を訪問

 今回の交流のきっかけは、日本ILO協議会が主催する訪問団が今年3月下旬に韓国を視察。副団長だった菅井次長が崔会長と面談したことから実現したものです。こうしたことから、この日の交流には日本ILO協議会の長谷川真一専務理事と山崎精一企画担当も参加しました。
 連合本部3階応接会議室で行なわれ懇談では、はじめに阿部会長があいさつし「戦後70年の節目にあたり、過去の戦争の過ちに対して安倍総理の動向に注目している。反省の上に未来志向でなければいけない。韓国とは近隣国であり友好親善をはかって行きたい」と訪問団を歓迎しました。
 今回の訪問のねらいは、わが国の退職者組織の活動の様子を知ること。退職者連合の活動紹介では、菅井次長が「年金、医療・介護など、高齢者にとって重要な課題について、季節要求と通年要求として中央や地方で政府や行政に対して要請行動を行っている。地域ではボランティア活動などを積極的に行い、速報で全国に伝えている」と資料を示しながら詳しく説明しました。

「(退職者連合の)速報を送って」と韓国側が要望

 意見交換では、韓国側から連合との関係についての質問や「速報を送ってほしい」などの要望がありました。菅井次長は、連合と政策などで連携していることを説明するとともに「韓国で退職者連合のホームページを見れば、速報も閲覧できます」と教える場面もありました。
 懇談を終えて阿部会長は「日韓の退職者をはじめ、今後多くの国の退職者組織と国際交流を深めていくことは退職者連合として重要になる」語りました。なお、韓国退職者総連合会は、5年ほど前に結成され、現在会員数は約2万人。会費は徴収しておらずFKTU(韓国労働組合総連盟)からの支援と会員の自己負担で活動しているとのことです。

初めてとなった日韓の退職者組織の交流。前列右が崔会長、左は阿部会長。後列左から日本ILO協議会の山崎氏、長谷川専務理事、退職者連合の菅井次長。(2015年4月14日、連合本部3階)

初めてとなった日韓の退職者組織の交流。前列右が崔会長、左は阿部会長。後列左から日本ILO協議会の山崎氏、長谷川専務理事、退職者連合の菅井次長。(2015年4月14日、連合本部3階)